「京都市・野良猫餌やり禁止条例と野良猫保護」
- 2015/02/14
- 11:06
かなり前のことなのですが、2月7日に「THEペット法塾」さんが主催された、「京都市・野良猫餌やり禁止条例と野良猫保護」集会に行ってきました。場所は池坊短大ホールで200人定員ですが9割は埋まっていました。

京都市では「京都市動物による迷惑の防止に関する条例(仮称)」という条例を制定しようとしていまして、「身近な動物に対し無責任な給餌」をすることも禁止事項に含まれています。「無責任な給餌」とは具体的にどんな給餌かというと、地域猫システムに入らないで給餌すること、つまり、個人での餌やりのことだそうです。では地域猫でやればいいのですが、京都市の地域猫制度は要件が厳しいのでやりたくても結局やれないケースが大半だと思います。
まさに「ぶぶ漬けどうどすか」って感じやわ~。

個人で餌やっちゃダメ、地域猫もできない、それで猫が食べられなくなって弱って死ねば野良猫が減ってグッド。保健所での殺処分もなくなるね。という名案らしいです。
集会は講演とシンポジウムで4時間ぐらいでした。印象的だったのが、浜松で地域猫活動に携わっている方がおっしゃったんですが、京都市の動物愛護レベルは高くない。愛護憲章をかかげたりしてもっともらしいこと言ってるけど実態は市が責任を持たない。というご意見でした。
京都市は、まあ近所の自治体に較べりゃマシな方ではないかと思ってたんですが(某奈良市とかよりは)、でも中身ないよなとうすうす思ってたことをズバッと言われた感じでした。地域猫制度にしても、地域猫やらせれば野良猫の苦情はそこに行って役所の手間がはぶけるって考えてそうだしな…。浜松市の地域猫制度の要件は京都市よりずっと緩いのだそうです。なんか急に浜松に興味がわいてきた~。
ところで、この条例案は批判が多かったらしく、12日付けで市が新しい方針をコメントしてきました。「適切な給餌を行っている独自の活動にも配慮」、つまり個人で餌やってもいいけど置き餌しないでねってことみたいです。個人での餌やりは禁止するかわりに地域猫を現実に使える制度にする、という方針もありえたと思うんですが、ラクなほうに流れるのね~。
ノラだったビッキーに最初に出会ったとき、「餌をやっちゃいけない」なんて考えたとしたら、今いっしょに暮らしてないと思うのよね…。

京都市では「京都市動物による迷惑の防止に関する条例(仮称)」という条例を制定しようとしていまして、「身近な動物に対し無責任な給餌」をすることも禁止事項に含まれています。「無責任な給餌」とは具体的にどんな給餌かというと、地域猫システムに入らないで給餌すること、つまり、個人での餌やりのことだそうです。では地域猫でやればいいのですが、京都市の地域猫制度は要件が厳しいのでやりたくても結局やれないケースが大半だと思います。
まさに「ぶぶ漬けどうどすか」って感じやわ~。

個人で餌やっちゃダメ、地域猫もできない、それで猫が食べられなくなって弱って死ねば野良猫が減ってグッド。保健所での殺処分もなくなるね。という名案らしいです。
集会は講演とシンポジウムで4時間ぐらいでした。印象的だったのが、浜松で地域猫活動に携わっている方がおっしゃったんですが、京都市の動物愛護レベルは高くない。愛護憲章をかかげたりしてもっともらしいこと言ってるけど実態は市が責任を持たない。というご意見でした。
京都市は、まあ近所の自治体に較べりゃマシな方ではないかと思ってたんですが(某奈良市とかよりは)、でも中身ないよなとうすうす思ってたことをズバッと言われた感じでした。地域猫制度にしても、地域猫やらせれば野良猫の苦情はそこに行って役所の手間がはぶけるって考えてそうだしな…。浜松市の地域猫制度の要件は京都市よりずっと緩いのだそうです。なんか急に浜松に興味がわいてきた~。
ところで、この条例案は批判が多かったらしく、12日付けで市が新しい方針をコメントしてきました。「適切な給餌を行っている独自の活動にも配慮」、つまり個人で餌やってもいいけど置き餌しないでねってことみたいです。個人での餌やりは禁止するかわりに地域猫を現実に使える制度にする、という方針もありえたと思うんですが、ラクなほうに流れるのね~。
ノラだったビッキーに最初に出会ったとき、「餌をやっちゃいけない」なんて考えたとしたら、今いっしょに暮らしてないと思うのよね…。
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