再会は突然に
- 2020/07/30
- 22:22
猫さがし同志と出会って励まし合った翌日のことです。
自転車で近所のスーパーに行ったんですが、帰り道、間違えて袋小路に突っ込んでしまいました。
徒歩なら抜けられる袋小路なんですが、自転車なのを失念してたんです。
あ、行けないんだった。と気づいてUターンしかけたとき
5,6m先の民家の塀から向こう側に飛び降りようとしている猫が目に入りました。
黒猫です。
駆け寄ってその民家の庭を覗き込むと
猫はまだその場でぐずぐずしてて、警戒しつつこっちを見ています。
その猫の顔をじっと見て、と言ってもはっきり目鼻立ちが見える距離じゃないんですが
うーん、似てる。
てか、タドンちゃんだ!と直感で確信しましたが、私の直感は大体間違ってるので
ぎりぎりまで寄って猫の顔をジロジロジロジロ観察し、脳内のタドンと比較した結果
タドンでないとは言い切れない。
という結論を得ました。
曖昧な結論ですが、今まではタドンでないと言い切れる猫ばかりだったので
これはかなりの手ごたえです。
てか、黒猫はやっぱり個体を特定しづらいなあ。
特徴(=股間の極小白パン)を確認したいけど、そんなとこ見せてくれるわけないし。
常に携帯してるおやつを取り出して投げると、サッとくわえて家の裏に逃げていきました。
すぐそのお宅をピンポンすると、子供さんが出てきたので黒猫のことを訊いてみますと
1週間ほど前から見かけるとのこと。
うちの猫かもしれないので捕獲機を置かせてもらえませんかと頼んだところ
晩になって家の人が帰ったらきいてみてくださいというお返事です。
この場にこの猫を引き留めないといけないので、追加のおやつを取りにダッシュで帰宅。
家から300mくらい離れたとこで都会方面なんで、そういえば今まで捜索少な目だった場所かも。
イナカ方面を重点的に捜索してたんで。
おやつを持って大急ぎで戻ると、猫はいませんが
件のお宅の隣家の奥さんがちょうど出てきて、家の前で何やらゴソゴソしてるところでした。
その奥さんにも猫のことを尋ねますと、
「猫!ちょうど猫が出てきたから!薬をまいてやろうと思ったとこ!」
と、鼻息も荒い奥さんの手には忌避剤のスプレー缶が握りしめられていた… ^^;;;ウヒョー
すいませんうちの猫なんです、と言うと、「放し飼いにしてもらったら困ります!
家の中で飼ってください!」と、忌避剤を振り回しながらえらい剣幕です。
…うーん ^^;;;;;;
この奥さんに伝えたいことは2点あって、
1.自分はこの猫をただちに連れ帰るつもりである。
「脱走して、ずっと探してたんですよ」と説明しましたが、奥さんの返答はありません。
奥さんの視線は私を見ており、表情は笑っていて、まあ笑いながら怒ってるのかもしれませんが
特に険悪な感じではないのですが、なぜかノーコメントです。
次は、さらに重要かつ残念なお知らせでご理解いただけるとは思えませんが、
2.ただちに連れて帰ることは不可能だろう。
「素手でパッとつかむとか、ちょっと無理だと思うんですよ」と訴えると、
「そうでしょうね」と、今度は即座に賛同のお返事がありました。
(猫を素手で!ムリムリ!((((;> < )))))))キッショー)みたいな身振り付きでw
意外にもこっちの方が忌避剤夫人の当事者意識に響いたみたいです。
猫嫌いの人の反応はわからんなあ。
飼い主ならつかめないわけないでしょ!って怒られると思ったのに。
言っておきますが、忌避剤夫人はけっして性格悪そうな人ではないんですよ。
悪いのは100%私で、奥さんはなーんもしてないのだし。
自分が正しいからって高圧的な態度をとる人でもないんです。
その証拠に、捕獲機を夫人宅のガレージに置かせてもらえることに話がまとまりました \(^o^)/
なんて話のわかる方なんだろう。
ただちに捕獲機を持参してえっちらおっちら戻ると、夫人「えー、こんなに大きいの」と
渋々ながらも、私が設置するのを背後で監視しておられます。
設置といっても、道路から15㎝くらい向こうにポイと置くだけだけど ^^;;
そこに、ご近所さん?夫人のお友達?が通りかかって、捕獲機を見ると顔をしかめて「うわぁー、ネズミ?」
猫だと夫人が答えると、「ああ ε-(´∀`*)ヨカッタ」とホッとしたようでしたが
夫人のほうは無言で、いやよくない!という表情です。
この人、ほんっとーーに猫がキライなのね… ^^;;;;
と、そこへ隣のお宅の裏から例の黒猫がひょっこり姿を現しました!
「イヤーッ、イヤーーーッ ><」と、途端に大騒ぎの忌避剤夫人。
なんやうるさいやっちゃのー。おばはんアホか ^^;;;;;コラコラ
「早くそれ(捕獲機)でつかまえてーーっ」て、無理だよ奥さん。捕獲機にそんな性能ないよ。
黒猫は近寄ろうとはせず、横庭の奥からじっとこっちをうかがっています。
「タドンちゃん、おいでおいで」と呼びかけました。
まあ呼びかけたって来るわけないしムダなんだけど、猫に対してではなく、夫人を意識してのアピールですw
「おうち帰ろう。おねがいだから帰ってきて」
夫人も後ろから「おねがいだから帰って!」
おー、私の心と夫人の心がいま一つになったw
しかし、黒猫はソワソワとこっちを見ただけで、そのうちまた家の裏に隠れてしまいました。
夫人「これいつまでかかるんです?私晩ごはんの用意があるんやけど」
…いや、とっとと家に入ってくれたらええんやで。てかさっきからなんでおんねん、蚊にくわれながら。
あんたがおって騒ぐからよけい猫がけえへんのやで。
と言えたらスカッとするんですがw
私がここにいるかぎり夫人はつきあう気でいるみたいなんです。
家の前で勝手されたらイヤなんでしょうね。
仕方ないので、もうしばらくねばるつもりだったんですが、捕獲機を置いていったん引き上げることにしました。
とりあえず解散です。
自転車で近所のスーパーに行ったんですが、帰り道、間違えて袋小路に突っ込んでしまいました。
徒歩なら抜けられる袋小路なんですが、自転車なのを失念してたんです。
あ、行けないんだった。と気づいてUターンしかけたとき
5,6m先の民家の塀から向こう側に飛び降りようとしている猫が目に入りました。
黒猫です。
駆け寄ってその民家の庭を覗き込むと
猫はまだその場でぐずぐずしてて、警戒しつつこっちを見ています。
その猫の顔をじっと見て、と言ってもはっきり目鼻立ちが見える距離じゃないんですが
うーん、似てる。
てか、タドンちゃんだ!と直感で確信しましたが、私の直感は大体間違ってるので
ぎりぎりまで寄って猫の顔をジロジロジロジロ観察し、脳内のタドンと比較した結果
タドンでないとは言い切れない。
という結論を得ました。
曖昧な結論ですが、今まではタドンでないと言い切れる猫ばかりだったので
これはかなりの手ごたえです。
てか、黒猫はやっぱり個体を特定しづらいなあ。
特徴(=股間の極小白パン)を確認したいけど、そんなとこ見せてくれるわけないし。
常に携帯してるおやつを取り出して投げると、サッとくわえて家の裏に逃げていきました。
すぐそのお宅をピンポンすると、子供さんが出てきたので黒猫のことを訊いてみますと
1週間ほど前から見かけるとのこと。
うちの猫かもしれないので捕獲機を置かせてもらえませんかと頼んだところ
晩になって家の人が帰ったらきいてみてくださいというお返事です。
この場にこの猫を引き留めないといけないので、追加のおやつを取りにダッシュで帰宅。
家から300mくらい離れたとこで都会方面なんで、そういえば今まで捜索少な目だった場所かも。
イナカ方面を重点的に捜索してたんで。
おやつを持って大急ぎで戻ると、猫はいませんが
件のお宅の隣家の奥さんがちょうど出てきて、家の前で何やらゴソゴソしてるところでした。
その奥さんにも猫のことを尋ねますと、
「猫!ちょうど猫が出てきたから!薬をまいてやろうと思ったとこ!」
と、鼻息も荒い奥さんの手には忌避剤のスプレー缶が握りしめられていた… ^^;;;ウヒョー
すいませんうちの猫なんです、と言うと、「放し飼いにしてもらったら困ります!
家の中で飼ってください!」と、忌避剤を振り回しながらえらい剣幕です。
…うーん ^^;;;;;;
この奥さんに伝えたいことは2点あって、
1.自分はこの猫をただちに連れ帰るつもりである。
「脱走して、ずっと探してたんですよ」と説明しましたが、奥さんの返答はありません。
奥さんの視線は私を見ており、表情は笑っていて、まあ笑いながら怒ってるのかもしれませんが
特に険悪な感じではないのですが、なぜかノーコメントです。
次は、さらに重要かつ残念なお知らせでご理解いただけるとは思えませんが、
2.ただちに連れて帰ることは不可能だろう。
「素手でパッとつかむとか、ちょっと無理だと思うんですよ」と訴えると、
「そうでしょうね」と、今度は即座に賛同のお返事がありました。
(猫を素手で!ムリムリ!((((;> < )))))))キッショー)みたいな身振り付きでw
意外にもこっちの方が忌避剤夫人の当事者意識に響いたみたいです。
猫嫌いの人の反応はわからんなあ。
飼い主ならつかめないわけないでしょ!って怒られると思ったのに。
言っておきますが、忌避剤夫人はけっして性格悪そうな人ではないんですよ。
悪いのは100%私で、奥さんはなーんもしてないのだし。
自分が正しいからって高圧的な態度をとる人でもないんです。
その証拠に、捕獲機を夫人宅のガレージに置かせてもらえることに話がまとまりました \(^o^)/
なんて話のわかる方なんだろう。
ただちに捕獲機を持参してえっちらおっちら戻ると、夫人「えー、こんなに大きいの」と
渋々ながらも、私が設置するのを背後で監視しておられます。
設置といっても、道路から15㎝くらい向こうにポイと置くだけだけど ^^;;
そこに、ご近所さん?夫人のお友達?が通りかかって、捕獲機を見ると顔をしかめて「うわぁー、ネズミ?」
猫だと夫人が答えると、「ああ ε-(´∀`*)ヨカッタ」とホッとしたようでしたが
夫人のほうは無言で、いやよくない!という表情です。
この人、ほんっとーーに猫がキライなのね… ^^;;;;
と、そこへ隣のお宅の裏から例の黒猫がひょっこり姿を現しました!
「イヤーッ、イヤーーーッ ><」と、途端に大騒ぎの忌避剤夫人。
なんやうるさいやっちゃのー。おばはんアホか ^^;;;;;コラコラ
「早くそれ(捕獲機)でつかまえてーーっ」て、無理だよ奥さん。捕獲機にそんな性能ないよ。
黒猫は近寄ろうとはせず、横庭の奥からじっとこっちをうかがっています。
「タドンちゃん、おいでおいで」と呼びかけました。
まあ呼びかけたって来るわけないしムダなんだけど、猫に対してではなく、夫人を意識してのアピールですw
「おうち帰ろう。おねがいだから帰ってきて」
夫人も後ろから「おねがいだから帰って!」
おー、私の心と夫人の心がいま一つになったw
しかし、黒猫はソワソワとこっちを見ただけで、そのうちまた家の裏に隠れてしまいました。
夫人「これいつまでかかるんです?私晩ごはんの用意があるんやけど」
…いや、とっとと家に入ってくれたらええんやで。てかさっきからなんでおんねん、蚊にくわれながら。
あんたがおって騒ぐからよけい猫がけえへんのやで。
と言えたらスカッとするんですがw
私がここにいるかぎり夫人はつきあう気でいるみたいなんです。
家の前で勝手されたらイヤなんでしょうね。
仕方ないので、もうしばらくねばるつもりだったんですが、捕獲機を置いていったん引き上げることにしました。
とりあえず解散です。