「二楽荘と大谷探検隊」展
- 2014/11/20
- 10:42
11月30日まで、西本願寺東向かいの龍谷ミュージアムで開催されている「二楽荘と大谷探検隊」展に行ってきました。すごい建物に興味をひかれたので。
図録

「二楽荘」は1908(明治41)年、浄土真宗本願寺派(西本願寺)の第22世宗主である大谷光瑞伯爵の別邸として建てられました。場所は今の神戸市東灘区の六甲山上で、山と海両方が楽しめるところから「二楽荘」と命名されたそうです。
タージマハルを模したと言われる本館の他、教育施設の「武庫中学」、測候所や農場などを擁していました。また、西本願寺留学生たちを組織した「大谷探検隊」がシルクロードで行った仏教遺跡の発掘で得た資料も収蔵されていました。本当に夢のような話ですね!

しかしさすがに負債がかさんで1914(大正3)年、大谷光瑞は宗主を辞任、二楽荘と武庫中学は閉鎖され大阪の富豪に売却…そして1932(昭和7)年、二楽荘本館は不審火で焼失してしまいました。
二楽荘の前身である伏見三夜荘・須磨月見山別邸の建設から始まって、二楽荘での諸事業や大谷探検隊の活動、CGによる二楽荘の復元事業までを網羅した展示内容でした。

今も残ってたらすごい名所になっただろうなあ…。日本初と言われる蒸気式のケーブルカーが敷設されてたらしいんですが、そのケーブルカーだけでも見たかった。
図録

「二楽荘」は1908(明治41)年、浄土真宗本願寺派(西本願寺)の第22世宗主である大谷光瑞伯爵の別邸として建てられました。場所は今の神戸市東灘区の六甲山上で、山と海両方が楽しめるところから「二楽荘」と命名されたそうです。
タージマハルを模したと言われる本館の他、教育施設の「武庫中学」、測候所や農場などを擁していました。また、西本願寺留学生たちを組織した「大谷探検隊」がシルクロードで行った仏教遺跡の発掘で得た資料も収蔵されていました。本当に夢のような話ですね!

しかしさすがに負債がかさんで1914(大正3)年、大谷光瑞は宗主を辞任、二楽荘と武庫中学は閉鎖され大阪の富豪に売却…そして1932(昭和7)年、二楽荘本館は不審火で焼失してしまいました。
二楽荘の前身である伏見三夜荘・須磨月見山別邸の建設から始まって、二楽荘での諸事業や大谷探検隊の活動、CGによる二楽荘の復元事業までを網羅した展示内容でした。

今も残ってたらすごい名所になっただろうなあ…。日本初と言われる蒸気式のケーブルカーが敷設されてたらしいんですが、そのケーブルカーだけでも見たかった。