旧片上鉄道吉ヶ原駅(柵原ふれあい鉱山公園)のホトフ駅長
- 2017/05/10
- 22:22
「こんにちは、タンちゃんです。
GWだからサーバントに1日だけ休みやるにゃ」

ありがとう、タンちゃん。じゃあお出かけしよっかな。
そういえば、去年のGWは片上鉄道のコトラ元駅長(現 嘱託職員)が
久しぶりに来てたらしいんだけど、今年も来ると思う?
「さあ…コトラ駅長はご高齢やからもうおこしにならないと思うにゃ。
ゆっくりさせたりにゃ」

片上鉄道の今月の展示運転は5日と7日なんだね…7日しか行けないなあ。
…おっと、なんやこれ?? 新道穂崎~高下の午前バス便なくなっとるやん? どーゆーことや宇野バス
津山からアプローチするしかないねえ。昼ちかくのバスしか乗れそうもないし…やめとこっかな。
「いや、そのバスもすぐなくなるかも知れにゃいにゃ。
そしたら永遠に行かれにゃいにゃ」

というわけで2度目の片上鉄道へGo
前回は2014年11月(→^ↀᴥↀ^)
8:27京都発のぞみで岡山へ、岡山から津山線快速ことぶきに乗り換えます。
快速ことぶき@岡山駅↓

途中フジの花がいっぱい咲いててメッチャ綺麗やった。10:50津山駅着。
あら、駅前がなんか新しくなってる。前はもっと場末な(面白そうな)店とかがあったのに。
すんごいアスファルトくさいし、最近やりかえたね。

バスが出るまで1時間あるので付近を観光しますよ~。

なんと、駅から徒歩7,8分のとこに扇形機関車庫があるんですよ!

コロッセオみたい。

ここは以前は、見学に予約が必要だったと思うんですよね。
去年4月から「津山まなびの鉄道館」という名前で通年オープンになったらしいですよ。
知らなかったわー。素晴らしい!!

美しき扇形車庫。

梅小路の扇形車庫に次いで国内2番目の規模です。
2番目っていってもぱっと見 梅小路と変わらないような。
入場料は梅小路の4分の1の300円で、入場券は硬券ですよ。

それに梅小路の車両はSLばっかで、そりゃゴージャスなんだけど
ここは気動車やディーゼルと身近な感じで、こっちのほうがいいな。
ここにはSLも1台あります。閉館した大阪の交通科学館から来たD51で
輸送の様子が資料スペースで上映されてました。

この「やくも」って、大昔に1回乗ったことがあるような気がします。
動き始めたのを手動でドアあけてホームに飛び降りる人がいたり
通路に座って宴会が繰り広げられたりしてたような…。まぼろしかな?
四半世紀以上前だからよく覚えてないや。

鉄ヲタブラザーの情報によると50形というディーゼルは日本でここにしかないらしい。
左端↓のがそうみたいです。

除雪用ディーゼル機関車だって。

すてきな建物です。


こっちは津山駅構内で、現役車両です。

とても素晴らしい津山の新名所ですね。では、駅に戻って11:50の高下行きバスに乗ります。
他に乗客は、同じ目的地の鉄おにいさん一人だけでした。
ホンマにこのバスすぐなくなるんちゃうか? ^^;
それに運転手さん、津山駅~吉ヶ原の運賃いくらか知らんかったで。
そこだけは覚えとかなあかんのでは?

バスは吉井川沿いに進みます。そんなに深そうでもなく、カメや鵜が石の上で日向ぼっこしてる川ですが
江戸時代には重要な水運路で、年貢米を積んだ高瀬舟が下ってたらしいです。
沿岸は湊町として大いに栄えたんだとか。
と、今から行く柵原ふれあい鉱山公園の資料に書いてあったよ。

40分ぐらい乗って吉ヶ原(柵原ふれあい鉱山公園)到着~。
かがやく緑、響き渡るウグイスの声。ホンマええとこやね!
でも車酔いで気持ち悪い…w

あ、ホトフ駅長出勤なさってる~。
コトラは…やっぱいないや。残念。

しかし、前回も思ったんだけど
ホトフさんはあんまりエンジョイしてないんじゃなかろうか ^^;

でもここに来れるってだけですごいですね。うちのは全員ムリだから。

コトラ駅長はいなくてもこれがまた見たかったんです!無蓋車「ト」。

子供の頃、オカンが西武鉄道でせっせと国分寺に買い物に行って
週末のたびに付き合わされてつまらなかったけど
国分寺駅で貨車がいっぱい停まってるのを見るのが唯一楽しみでした。
そのなかでもトラが一番好きだった。




ちなみにここは、1991年に廃業してしまった片上鉄道の記念公園になります。
片上鉄道は、同和鉱業(DOWAホールディングスの前身)が柵原鉱山からとれる
硫化鉄鉱を運ぶために1923年に建設した鉄道です(旅客もやってた)。

今は保存会がこの公園内で月に一度展示運転をされてます。

展示運転にはだれでも乗車OKですよ~。
満員ぽかったので私は乗りませんでした。

到着と同時に駅弁販売が雰囲気を盛り上げます。
マニアのお兄様方が大喜びで写真を撮っては次々とお買い上げになるので
私もつられて買ってしまいました。

硫化鉄っていうのは、化学肥料の原料だったらしいです。
柵原鉱山は特に良質だったので戦後の食糧難時代、大いに期待され
昭和22年には天皇陛下がわざわざ来られたこともあるほどだとか。

その頃を含め、この近辺の輝かしい歴史がいろいろ学べる資料館。
すごい面白かったよ。

この公園と、まなびの鉄道館を結んでトロリーバスが運行しています。
でも今年の9月までなんだって。どうしてだろう?
13:25発とちょっと早いですが、これを逃すと次は15:54まで何もなくて、帰宅が遅くなってしまうので
このトロリーで帰ることにします。1時間くらいしかいられなくて名残惜しいけど、
他の子はともかくトラちゃんが淋しがってるような気がするんで。←願望

じゃあホトフ駅長、お元気で。
ここがもっと有名になって、いつまでも続くといいね。

乗れるかどうか心配したんですが、実はこのトロリーバスあんまり人気ないんで
ゆうゆう乗車できました。
というのも、みなさんマイカーで来てるのですぐ戻ってきたいんですが
そういう運行スケジュールになってないのがネックみたいですね。

では、津山駅から折り返し岡山に戻り、のぞみに乗り換えます。
日が高いうちに帰ってこられたよ、みんなただいまー!

猫どもはまだ昼寝中で知らん顔
いつも空腹のアニャがエサ目当てで雑に出迎えたのみ
お弁当を結局家まで持って帰っちゃったw
包み紙もうクチャクチャ

中はだいじょうぶでしたよ。吉ヶ原駅の「和ハーブカフェまる吉」で作ってる
巨大おにぎりの「まる吉弁当」
海苔のはしっこがちょっと乾燥してた程度で、まったく問題なしです!

追記:
コトラ駅長、2017年11月に15歳で亡くなられました。
結局会えなかったなあ…残念。
5月に来てらしたそうなんですよね。5日のほうだったのかな。残念です。
コトラ駅長、ありがとう。さようなら。
GWだからサーバントに1日だけ休みやるにゃ」

ありがとう、タンちゃん。じゃあお出かけしよっかな。
そういえば、去年のGWは片上鉄道のコトラ元駅長(現 嘱託職員)が
久しぶりに来てたらしいんだけど、今年も来ると思う?
「さあ…コトラ駅長はご高齢やからもうおこしにならないと思うにゃ。
ゆっくりさせたりにゃ」

片上鉄道の今月の展示運転は5日と7日なんだね…7日しか行けないなあ。
…おっと、なんやこれ?? 新道穂崎~高下の午前バス便なくなっとるやん? どーゆーことや宇野バス
津山からアプローチするしかないねえ。昼ちかくのバスしか乗れそうもないし…やめとこっかな。
「いや、そのバスもすぐなくなるかも知れにゃいにゃ。
そしたら永遠に行かれにゃいにゃ」

というわけで2度目の片上鉄道へGo
前回は2014年11月(→^ↀᴥↀ^)
8:27京都発のぞみで岡山へ、岡山から津山線快速ことぶきに乗り換えます。
快速ことぶき@岡山駅↓

途中フジの花がいっぱい咲いててメッチャ綺麗やった。10:50津山駅着。
あら、駅前がなんか新しくなってる。前はもっと場末な(面白そうな)店とかがあったのに。
すんごいアスファルトくさいし、最近やりかえたね。

バスが出るまで1時間あるので付近を観光しますよ~。

なんと、駅から徒歩7,8分のとこに扇形機関車庫があるんですよ!

コロッセオみたい。

ここは以前は、見学に予約が必要だったと思うんですよね。
去年4月から「津山まなびの鉄道館」という名前で通年オープンになったらしいですよ。
知らなかったわー。素晴らしい!!

美しき扇形車庫。

梅小路の扇形車庫に次いで国内2番目の規模です。
2番目っていってもぱっと見 梅小路と変わらないような。
入場料は梅小路の4分の1の300円で、入場券は硬券ですよ。

それに梅小路の車両はSLばっかで、そりゃゴージャスなんだけど
ここは気動車やディーゼルと身近な感じで、こっちのほうがいいな。
ここにはSLも1台あります。閉館した大阪の交通科学館から来たD51で
輸送の様子が資料スペースで上映されてました。

この「やくも」って、大昔に1回乗ったことがあるような気がします。
動き始めたのを手動でドアあけてホームに飛び降りる人がいたり
通路に座って宴会が繰り広げられたりしてたような…。まぼろしかな?
四半世紀以上前だからよく覚えてないや。

鉄ヲタブラザーの情報によると50形というディーゼルは日本でここにしかないらしい。
左端↓のがそうみたいです。

除雪用ディーゼル機関車だって。

すてきな建物です。


こっちは津山駅構内で、現役車両です。

とても素晴らしい津山の新名所ですね。では、駅に戻って11:50の高下行きバスに乗ります。
他に乗客は、同じ目的地の鉄おにいさん一人だけでした。
ホンマにこのバスすぐなくなるんちゃうか? ^^;
それに運転手さん、津山駅~吉ヶ原の運賃いくらか知らんかったで。
そこだけは覚えとかなあかんのでは?

バスは吉井川沿いに進みます。そんなに深そうでもなく、カメや鵜が石の上で日向ぼっこしてる川ですが
江戸時代には重要な水運路で、年貢米を積んだ高瀬舟が下ってたらしいです。
沿岸は湊町として大いに栄えたんだとか。
と、今から行く柵原ふれあい鉱山公園の資料に書いてあったよ。

40分ぐらい乗って吉ヶ原(柵原ふれあい鉱山公園)到着~。
かがやく緑、響き渡るウグイスの声。ホンマええとこやね!
でも車酔いで気持ち悪い…w

あ、ホトフ駅長出勤なさってる~。
コトラは…やっぱいないや。残念。

しかし、前回も思ったんだけど
ホトフさんはあんまりエンジョイしてないんじゃなかろうか ^^;

でもここに来れるってだけですごいですね。うちのは全員ムリだから。

コトラ駅長はいなくてもこれがまた見たかったんです!無蓋車「ト」。

子供の頃、オカンが西武鉄道でせっせと国分寺に買い物に行って
週末のたびに付き合わされてつまらなかったけど
国分寺駅で貨車がいっぱい停まってるのを見るのが唯一楽しみでした。
そのなかでもトラが一番好きだった。




ちなみにここは、1991年に廃業してしまった片上鉄道の記念公園になります。
片上鉄道は、同和鉱業(DOWAホールディングスの前身)が柵原鉱山からとれる
硫化鉄鉱を運ぶために1923年に建設した鉄道です(旅客もやってた)。

今は保存会がこの公園内で月に一度展示運転をされてます。

展示運転にはだれでも乗車OKですよ~。
満員ぽかったので私は乗りませんでした。

到着と同時に駅弁販売が雰囲気を盛り上げます。
マニアのお兄様方が大喜びで写真を撮っては次々とお買い上げになるので
私もつられて買ってしまいました。

硫化鉄っていうのは、化学肥料の原料だったらしいです。
柵原鉱山は特に良質だったので戦後の食糧難時代、大いに期待され
昭和22年には天皇陛下がわざわざ来られたこともあるほどだとか。

その頃を含め、この近辺の輝かしい歴史がいろいろ学べる資料館。
すごい面白かったよ。

この公園と、まなびの鉄道館を結んでトロリーバスが運行しています。
でも今年の9月までなんだって。どうしてだろう?
13:25発とちょっと早いですが、これを逃すと次は15:54まで何もなくて、帰宅が遅くなってしまうので
このトロリーで帰ることにします。1時間くらいしかいられなくて名残惜しいけど、
他の子はともかくトラちゃんが淋しがってるような気がするんで。←願望

じゃあホトフ駅長、お元気で。
ここがもっと有名になって、いつまでも続くといいね。

乗れるかどうか心配したんですが、実はこのトロリーバスあんまり人気ないんで
ゆうゆう乗車できました。
というのも、みなさんマイカーで来てるのですぐ戻ってきたいんですが
そういう運行スケジュールになってないのがネックみたいですね。

では、津山駅から折り返し岡山に戻り、のぞみに乗り換えます。
日が高いうちに帰ってこられたよ、みんなただいまー!

猫どもはまだ昼寝中で知らん顔
いつも空腹のアニャがエサ目当てで雑に出迎えたのみ
お弁当を結局家まで持って帰っちゃったw
包み紙もうクチャクチャ

中はだいじょうぶでしたよ。吉ヶ原駅の「和ハーブカフェまる吉」で作ってる
巨大おにぎりの「まる吉弁当」
海苔のはしっこがちょっと乾燥してた程度で、まったく問題なしです!

追記:
コトラ駅長、2017年11月に15歳で亡くなられました。
結局会えなかったなあ…残念。
5月に来てらしたそうなんですよね。5日のほうだったのかな。残念です。
コトラ駅長、ありがとう。さようなら。
このコメントは管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます